日本の医療

日本、韓国滞在中に少なくとも10人の医師達に会い、
多くの医療関係者に出会いました。
日本の格差社会の現実を日本の医療システムの中で見せつけられた思いです。

特に都立病院などの患者を軽視したシステムには憤りで一杯です。

民間経営の病院であったなら、
すでに赤字経営で病院はつぶれているような状態のはずです。
競争がないだけにおごりがあると感じられる対応に辟易したことばかりでした。

ただ、今回、不愉快な思いをさせられた都立病院の医療管理事務者や
(願わくば一部の)医師達や医療関係者とは違い、過酷な労働状況にかかわらず、
何人かの看護士さん達の思いやりのある対応には
心が救われ、唯一、慰められ感謝でした。



「どこの国でも政府、公的機関が大きくなるとその社会と
組織はお金を無駄にザルのように使い、
人間の心が怠惰とおごりに蔓延され、
既得権ばかりを要求するような人々が増える。


このような社会は不効率になり重税などで、そのしわ寄せを弱者に押し付け、
さらに不幸せな人々が増えていく現在のような硬直し、
閉塞感に満ちた日本のような社会が形成される。


だから、オープンで透明度の高いフェアーな社会を作るには規制を出来るだけ撤廃し、
既得権者を排除できるような強いリーダーシップの下で、
より小さな政府作りが必要だ。”Small is beautiful!”」
・・・・・・と主人は常々、話しています。

今回、私が訪れた都立病院で弱者である患者に対する心無い医療関係者や
医師達の冷たい対応に接し・・・・・、
主人が言っていたことの意味が深く理解できた思いです。