正月は冥土の旅の一里塚


”正月は冥土の旅の一里塚
めでたくもあり めでたくもなし”



私の歳になるとお正月、お誕生日は、
この先、残された命の時間がまた、短くなったと認識させられる時でもあります。
人生の残り時間がもう、あまり残されていないことにハッとするのです。


40代、50代の変わり目には、愕然とする程の容姿の変化はなかったでしょうが、
これからは受け入れがたいその変化を受け入れなければなりません。
残酷な変化ではあるけれど、自分の一生の一部として、
その現実も愛せるようにならなければなりません。


実は先だって、鏡に映る自分の姿を見ていて、
ふと、この鏡に映る自分の肉体が、いつかは必ず100パーセント、
この世から消えてしまう時が来るのだと・・という事を妙に実感した瞬間がありました。

そう思った瞬間、生きている自分が、とても愛おしかったです。


年老いていくことは失うものが多くて辛いけれど、
生かされている事を喜び感謝し、

試練の時には、天国への道に続く人生の学びの一つと受け止めて、
逃げずに、誠実に精一杯生きていけたら・・・・万歳!!!。


「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」      マハトマ・ガンジー