やる力

スタンフォード大学の大教室に殺到した受講生たちの「行動」を次々に激変させた
「奇跡の授業」が書籍化されました。

その授業の教職員はケリー・マクゴ二ガルという女性でアメリカの各種メデイアにも広く取り上げられ
「フォーブス」の「人々を最もインスパイアする女性20人」にも選ばれています。

この「スタンフォードの自分を変える教室」の本の中に
自分の考えを転換させるヒントの言葉がいくつもあります。


「やらない力」を「やる力」に変える。・・・・・などもそのうちの一つです。

たとえば、ダイエットの場合、あれをしてはいけない、これを食べてはいけない、という考え方をせず、
「禁止」を「実行」に変えればうまくいくそうです。

食欲に対して戦いを挑むのではなく、健康を追求することをミッションに変えることがポイントのようです。

その他にも「遅刻しない」という目標を
「一番乗りで到着する」もしくは「五分前に到着する」という目標に置き換え、
やってはいけないことよりも、むしろやりたいことに注目すればよいそうです。


そう、自分がやりたいことに注目!
「・・・・・・ねばならない。」でなく、
自分がこうありたい、こうしたい、・・・・・ということが肝心なんですね。

一見、昨日のブログの内容と相反するようですが、私の中では全く、矛盾がありません。
自分がしたくないことをしたくないと思いながらするのではなく、
何かもっと崇高な目標達成の為の必要な過程としてとらえることが大切だし、
その過程を踏まなければ到達できないことが先の未来に待っているような気がするのです。

したくないことでも、成すべき事、正しい事・・・・と自分自身が判断した場合、
全ては小さな人間の思考では計り知れないサムシング グレートの計画の中に組み込まれた事と信じたいと思います。


人間は死の瞬間まで魂の成長を止めてはならないと考えているので、
「やらない力」を「やる力」に転換する発想は肝心要の生きる知恵、ヒントだと目から鱗でした。