生活習慣&親の愛情

昨日のブログで,主人が考えていそうなことを書き出してみたのですが、
なんだか、とても固い教育方針のような書き方をしてしまって・・・・・。

実はそんなに固い考えではなく、
子供たちに言わせれば、パパは良きアメリカ時代のアメリカンダディと言うくらい、
打ち解けて、相談出来る良きパパのようです。

ママの方が問題あるような言い方を時折されているくらいです。
何故かというと、子供たちから主人へのお願いとして
”ママに言ってよ。”・・・との訴えがよく、あるそうですから。





ところで昨日書いた以下の事柄ですが、


1)両親の円満な夫婦仲 

2)両親の厳しい躾け(特に幼児期)

3)両親の愛情(子供達に対して隔たりがなく、温かく接する姿勢) 

×3)4)両親の子供達に自立心を育む努力 

5)両親の自立心、子離れ 

6)両親の胆力と賢さ




#2)の厳しい躾というのは、
(特に幼児期)を通し、健康的な良い生活習慣を身につけさせるという事です。


長男が生まれて間もない頃、主人の親しくしている友人の奥様が言った、

「子供が幼稚園にあがるまでに、
(早寝早起き、歯を磨く、後片付けが出きる。・・・・などの)
良い生活習慣を身につけることだけ出来れば、それでもう、子育ては成功」
・・・と言ったその言葉が今でもずっと、心に刻まれています。

子供も成人して親元を離れた今、
つくづく思うのは、その方の言葉は本当だということです。

良き生活習慣は自立の一歩だということ。
今更ながらに、しみじみとそう思うのです。


その方のお母様は、80歳を超えられていますが、
現在もお一人でサンフランシスコに在住です。
そのお母様も、娘さんである友人の奥様も、凛としたとても素敵な方達です。


幼いときも、年老いても、
人間は自立しようという気持がとても大切だということを痛切に感じるこの頃です。



#3)   両親の愛情。これは(。。。隔たりなく、公平で。。。。。)と言う事ですね。

韓国では、儒教思想の影響で、男の子を生まなければならない」という暗黙の圧力があります。
男児が尊重されるため、産まれてくる子が女児だとわかると、
堕胎することがあることが、問題になっている程です。

ですから、兄弟姉妹の中でもっとも親から大切にされるのは、
家系を継承するという立場の長男であることが多々あります。

この”大切にされる”というのは、往々にして=スポイルされるということですね。

私の場合、姉、妹(私)、弟でしたから、父の甘やかしようは
それは、それは、普通ではありませんでした。
偏った愛情でした。


でも、私はその事を・・・・・・、
弟が一人息子として、長男として、
最も大切にされることを幼い頃から、当然のように考えていました。
主人に出会って、主人の生き方に接するまでは・・・・・。


(ちなみに主人は3人姉がいる末っ子の長男ですが、)長男として厳しい環境に育った主人と
温室育ちでスポイルされた人間の歴然とした違いを目の当たりにして、
一番落胆しているのは、誰よりも親である私の父自身だと思います・・・・・・。




親は自分自身の自己愛の投影を子供に決して、してはいけないと思っています。
子供の人間としての成長を毒するからです。


子供に対する愛情は必ず公平であるべきだと思うし、
万一、一人っ子の場合などは、ある意味、余程、心して子供を育てないと大変だと思います。