夜明け前

ホノルルから11時間近いフライト。

暗く、きっと寒い貨物の部屋でレオちゃんは、よく耐えてくれてました。


とてつもなく重いトランク6個と手荷物4個、
プラス、レオとレオのゲージ。

そんな状態でインチョン空港に到着すると
主人の姉が大きなバンのタクシーを手配して待っていてくれました。

ちょうど夕刻時で、すごい交通渋滞にぶつかり、
さらに1時間近く車の中でしたが、
ここでもレオちゃんはお利口さんで
じっと私の腕の中で人間たちの会話に耳を傾けながら休んでいました。


新しい住居先の部屋に入ると
リビングのテーブルの上には美しい花が飾られていました。
入居先のレジデンスの方からのwelcomeギフトです。


この新居の部屋からはソウルの街並と共に建国大学の敷地全体、
山と漢江の河や橋などの風景が一望できます。
ちょうど、到着したのが夜になっていたので夜景がとても綺麗でした。


到着してしばらくすると
日本から来ていた主人の2番目の姉やソウルに住む姪っ子夫婦たちも挨拶にきてくれました。
レオちゃんは、大喜びです。




大変な引っ越しでしたが、一応、
無事に第一段階は済みました。
昨日、ソウルに着いたことを父に電話で報告すると
まもなく、東京に父を迎えに行く日を「待っているよ」・・・・と言っていました。



そうですね、
一ヶ月後には、第二段階の父の引っ越し準備が待っています。
それに父の通う病院での各診療科での最終診断と
医療情報の受理や先生方へのご挨拶など、など・・・・・。


そして、父がソウルに着く頃には、同時に、
ホノルルから、私たちの引っ越し荷物が大量に届く予定です。
追うようにして東京から父の荷物も・・・・・


ソウルでは、私たちの事以外に
父の病院関係やレオちゃんのことも含め事務手続きも山積みです。


頭の中で想像していたら、頭が爆発しそうなことが次から次なのに
一つずつ、無事に終えています。

ありがたいですね。
神様に見守られている安心感を感じています。



今回、ホノルルを離れるにあたり、
ホノルルで出会った人たちとの良い縁に感謝することがたくさんありました。
きっと、ここソウルでも良い人たちの出会いがあると信じています。
とても、楽しみです。




ところで昨日、4月25日は、主人と私の30周年目の結婚記念日でした。
「真珠婚」らしいです。
結婚30周年はスペシャルな気持でいたのに
忙しすぎて、二人とも、疲れきったまま、バタンキューでした。



ソウルについて2日目の朝、
時差のせいで夜明け前の暗い時間に目が覚めてしまいました。
まもなく、夜が明けてソウルの朝が始まります。