情に棹させば・・・・
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい 。
***********夏目漱石の「草枕」の有名な冒頭の言葉です。
理屈だけで動いていると、人と衝突する。
逆に人の気持ちを思いすぎて、情けだけで動いていると、
自分の考えを伝えることができず、相手に対して折れてばかりになる。
かといって、自分の意地を主張すると、この世は行きにくい。
このように社会というのは、ままならないものだ。・・・・・・という意味合いらしいです。
韓国は情の濃い、国民性だと言います。
この情には好ましくない甘えも、絡んでいる事が多いように思えます。
しかし、韓国には甘えという行為はあっても、それを表す言葉がないそうです。
”甘え”に相当する言葉がないと現地の人が言う程、
甘える事を当然のごとく受け止める人が多いのかもしれません。
だから、身内や親しい間柄でのトラブルが頻繁です。
”親しき仲にも礼儀あり”
こんな言葉を言えば水くさいと批難されそうです。
それと、儒教の国、韓国。。。。というのは、
この儒教の教えによって弊害も多いように感じています。
韓国はまだ、民主主義から程遠いのかもしれません。