心が傷ついているトンボ

加藤諦三の言葉より


心が傷ついているトンボは、
トンボの仲間と話すときに、
「トンボなんか」と、
トンボをバカにする。

そして天道虫と話すときには、
「トンボでなければダメだ」と言う。
「天道虫なんか価値がない」と言う。




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「なんで俺だけが、こんな酷い目に遭わなければならないのだ」という恨みを持って、
人生の最後の日を迎えなければならない。
それは地獄以外の何ものでもない。

他人から見れば羨ましいような老後を送りながらも、
人を恨んで地獄の晩年を送っている人がいる。
そういう人は自分の人生の様々な失敗の原因をみな、
人に責任転嫁して生きてきたのである。

オレの人生はメチャメチャにされたと言っている人は、
たいてい周囲の人の人生をメチャメチャにしている。



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「早く死にたいよ。」
「80になったら死んだ方がいい」という言葉には・・・・・・・・・・・・