旅客船セウォル号 沈没事故


韓国南西部の珍島(チンド)沖で16日午前、
修学旅行の高校生らを乗せた旅客船セウォル号が沈没。

事故から丸1日が経過しているにもかかわらず、
乗客ら287人の安否が確認できない状態が続いています。


父母、家族、知人らの悲痛な叫びをニュース映像が伝えています。
胸が潰されそうです。




韓国客船沈没:「お母さん愛してる」家族や知人にメール
毎日新聞 2014年04月17日 12時44分(最終更新 04月17日 12時50分)


行方不明の乗客の家族ら=2014年4月16日、AP


「お母さん、愛してる」「本当に死ぬかも」−−。
韓国の旅客船セウォル号」に乗っていた高校生ら乗客は16日午前の沈没直前、
船内から家族や友人に携帯電話を使って必死に連絡を取ろうとしていた。
その後、連絡が途絶えた人も多いという。

韓国メディアによると、
高校の修学旅行で乗船していたシン・ヨンジンさんは
船体が急速に傾きかけた16日午前9時27分、携帯電話の文字メッセージで母親に
「お母さん、もう言えないかもしれないから送っておきます。愛してる」と送った。

別の女子生徒は同10時ごろ、
父親に「お父さん、心配しないで。
救命ジャケットを着て、みんなで集まってる。
船の中。まだ廊下」とメッセージを送信。

「早く外に出ろ」という父の返信に
「いま歩けない。みんなで廊下にいて、すごく傾いてる」と答えた。

また、別の高校生は
「本当に死ぬみたい。もし私が悪いことをしてたら、許してね」と送信し、
友人に別れを告げていたという。


一刻も早く、一人でも多く、救出されますように。