”的を外すアベノミクス”
今週見つけた記事で、”的を外すアベノミクス”・・・・というのが、ありました。
8月29日付けの日本経済新聞に掲載された英ファイナンシャル・タイムズの記事です。
その記事に書かれた以下の文章に”成る程・・・・”と思った次第です。
一部抜粋します。
・・・・・・・略、事態はさらに悪い方向に進みかねない。
安倍氏は、小泉純一郎元首相が少なくともそうであろうとした意味での「真の開拓者」ではなかった。
安倍氏は将来を見すえるよりも、過去を回顧する政治家だからだ。
4番目の矢(数え方によっては2番目の矢)として軍国主義が復活しないように願いたい。
安倍氏の本当のの関心がそこにあるという兆候がしきりに見える。
解決策を過去に求めるのは常に危険なことだ。*
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(私見)
アベノミクスには政策として第1、第2、第3の矢があり、第1の矢は円安の効果があったが、
第2と第3の矢は、効率よく動いていない。
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東京新聞には「防衛省は二十九日、二〇一五年度予算概算要求を発表した。」
「防衛省、過去最大の概算要求 武器調達で膨張5兆円」との記事もありました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014083002000118.html?ref=rank
ある金融マンから聞いた話ですが、
日本はいよいよ、財政破綻のイエローカードに近づいてきているそうです。
イエローカードの次にくるレッドカードは、財政破綻を招き、
ハイパーインフレと超円安になり、大不況に突入するそうです。
このことを日本の国民がどれ程、真剣に受け止めているのだろうか・・・と私も心配です。